大規模リフォームはとにかくスケジュールの『見える化』が大切です!

リフォームのこと

大規模リフォームを考えるとき、あなたはどこに不安を感じると思いますか?

間取り?金額?

もちろんそれらも不安要素なことは間違いないです。

しかし、一番不安に思われるのは『いつまでに?』『なにを?』『どこまで?』『どうするのか?』というようなことです。

つまりは、さまざまなことの『スケジュール』です。

リフォームするのは良いけど
片付けのことを考えるとしんどいのよねぇ。

片づければいいんだよぉ。
粗大ごみでバンバン捨てたりしてさぁ!

とはいえ、何十年も家族で住んできたお住まいはモノがあふれているのが一般的です。

確かに考えると憂鬱になるのもわかります。

できる営業マンは『先々のことまでスケジュールの見える化』を心がけているものです。なぜなら『お客様に寄り添う』=『お客様の不安を解消することということがわかっているからです。

出来る営業マンとの出会い方は記事にもしてあります。

それでは、どんなことがスケジュール化していると、あなたの気持ちが軽くなるのか詳しく解説していきます。

1.そもそもリフォーム工事の流れはこんな感じです

そもそもリフォームの流れはこんな感じが一般的になります。

  1. 業者探し
  2. 現地調査
  3. 見積提示
  4. 契約調印
  5. 仕様決め
  6. 室内片付け・荷造り
  7. (場合によっては)仮住まい引っ越し
  8. 工事スタート
  9. 適宜現場立ち合い
  10. 完了引き渡し

このようにザックリ書いても10段階くらいはステップがあるわけです。

契約までの段階はブルーのアンダーラインを引いた1~4までになります。このステップはよほどのダメ営業マン出ない限り一生懸命やってくれるはずです。営業マンは契約が欲しいですからね。

出来る営業マンは契約後~工事スタートまでの5~7(ピンクのアンダーライン)はもちろん8~10の工事スタート~工事完了まで(イエローのアンダーライン)のスケジュールも見える化して『あなたの不安』を取り除くよう説明してくれます。

あなたもリフォーム会社ホームページやポータルサイトの説明で『業者決め』『契約調印』までの流れは詳しいかもしれません。

ただ、そこだけ詳しくても満足度の高いリフォームを実現するのは難しいといえます。

荷造りは意外と重労働で時間がかかります!

住宅リフォーム推進協議会のホームページにも契約までの進め方は詳しくマンガで解説されています。

住宅リフォーム推進協議会HPより

はっきり言って契約調印までのスケジュールはどこでも調べられます。

なかなか調べられない契約調印以降の『契約後~工事スタートまで』『工事スタート~工事完了まで』を詳しく解説してきます!

2.『契約後~工事スタートまで』に何をするのか?

2-1 仕様決め

契約調印後、最初にやることが『仕様決め』と言われる打ち合わせになります。

具体的には商品の『色』『形』『細かい部材』などの決め込みになります。

水回り機器であればメーカーショールームに行って実物を見て採用するものを確認します。

間取りであれば、ご自宅やリフォーム会社の打ち合わせスペースなどで実際に工事をする実施図面作成に向けて打ち合わせをしていきます。

お決めになられたリフォーム業者が工務店の場合は『自分で見てきてください』のパターンもあるようです。ハウスメーカーは基本担当者が同席します。

担当者が同席することでコストアップに関する注意ですとか採用した場合のデメリットなども教えてくれます。

2-2 室内片付け・荷造り・仮住まいへ引っ越し

工事スタートまでに工事をするお部屋はキレイにする必要があります。スケルトンまでの工事となると荷物は全部動かさないといけません。

荷物片づけと荷造りは意外と重労働で時間がかかります。

大規模工事であれば、仮住まいへのお引越しも準備しないといけません。

しかし、仮住まい先引っ越し業者もリフォームの担当者が紹介してくれるはずですので安心してください。

もちろん、ご自身で探されても良いのですが、お勤め先の福利厚生などで特別有利にならない限りリフォーム担当者に任せた方が賢明といえます。

なぜなら、トータルのスケジューリングはリフォーム担当者がするわけですので目の行き届かない業者が入るとバランスが崩れる恐れがあるからです。

それに、工事期間の『3か月程度』を貸してくれる物件をご自身で探すのはお知合いに地主さんでもいらっしゃるなら別ですが、かなり困難かもしれません。

なぜなら、大家さんは短期ではなく『2年契約』してくれる方を優先的に入居させたいからです。

リフォーム会社は短期を専門に扱う不動産業者と付き合いがありますから任せてしまった方が良いといえます。

引っ越し業者にしてもそうです。リフォーム会社はTVでおなじみの会社から、仮住まいとの引っ越しに特化した引っ越し会社まで幅広く取引があるはずです。

室内片付け・荷造りはご自身で作業してもらうのが一般的ですが、料金を払えば荷造りもしてもらうことが出来ます。

ご注意を!

お金を払って荷造りしてもらったとして、ご自身の体は楽になります時間の節約にはなりません。つまりは『これは要りますか?要りませんか?』『この荷物はどの箱に入れますか?』とか質問に対応しないといけないからです。

3.工事スタート~工事完了引き渡しまで

工事スタートまでこぎつければ、あなたもひと段落です。

仮住まいには多少段ボールが積み上げられているかもしれませんが、2~3か月の辛抱です。

仮住まいでは必要な箱以外は開封することはありません。ですので戻りの荷造り・引っ越しは格段に楽になります。

3-1 工事中の立ち合いについて

工事がスタートしたら完了まで業者に任せきりというわけにはいきません。

工事中も『現場立ち合い』があります。

解体後の立ち合いでは建物骨組みの具合の説明を受けるべきです。

契約前や着工前にどこかを壊して調査しない限り『壁の内側』を見ることはできません。

内部結露を起こしていたり、雨水がどこからかまわっていないとも限りません。

追加費用が発生するかもしれませんが、悪いところをそのままふさがれるよりはマシです。キチンと説明を受けて直してしまうのが賢明です。

3-2 完了引き渡しについて

契約工期通り、もしくは途中に追加工事などがあり少し工期が延長になっていることもあるかと思いますが工事完了時にも立ち合いがございます。

正確にいうと、工事完了前に『竣工立ち合い』という機会があります。

要は出来具合を確認してもらう時間になります。

壁紙の剥がれですとか床のキズ、機器の取り付け位置が間違っていないかなどを確認していきます。

この『竣工立ち合い』で指摘があった項目を完了までに直して引き渡しになります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

キチンとした営業担当者であれば、これまで説明してきた流れを『口頭』ではなく『用紙を用いて』説明してくれるはずです。

このあたりの説明が曖昧ですとアナタも不安が払拭できないかもしれません。

逆に言うと、この辺の説明なり進め方がうまいと満足度の高いリフォームになる可能性が格段に上がるともいえるでしょう。

あなたの希望通りのリフォームが実現することを願っております。

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