『室内窓』は部屋の暗さを解決してくれるのか?過度な期待は禁物です!

リフォームのこと

『お部屋が暗い』と明るさで悩まれている方も実は多いんです。

外壁面に新しく『サッシ』を取り付けることが一番理想的なように思いますが、サッシ交換は外壁も壊さないといけなかったり、特注サッシを入れないとダメだったりいろいろと大変な工事になりがちです。

『室内窓』は内部工事だけで完結しますので工事内容的にはまだ軽微といえますし、条件によっては明るさを補ってくれそうな期待も膨らみますが実際はどうなんでしょうか?

プロからの見解

『室内窓』に過度の期待は禁物です。『室内窓』を検討される方はそれなりに調べてたどり着いた答えだと思います。あまり明るさの期待値を上げないほうが良いかもしれません。ただ部屋の解放感とか雰囲気格段にアップします!

子供部屋が暗いのがどうも嫌なのよ。
私たちの寝室はあかるいのにねぇ…

『部屋の暗さ』について悩まれている方は多いですね。
実際に相談を受けることは非常に多いです!

1.日中の明るさを気にされる方は意外と多い

『自然光が降り注ぐ冬でもあたたかなお部屋

これって多くの方があこがれるパターンです。

基本、外に面した窓がないと明るさは確保できません。外に面していても北側の窓では明るさはあまり期待できません。

2.室内窓を詳しく解説

2-1 室内窓の特徴

特徴はコチラになります。

  1. 空間を緩やかに仕切ることが出来る
  2. 光や風を取り込む
  3. 気配を感じ視線のつながりに
  4. インテリアのアクセントに
室内窓 | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic
光や風を取り込める、こだわり空間のアクセント 室内窓のご紹介です
パナソニックHPより

壁で区切るのではなく、室内窓の『あいまいな仕切りが生み出す気配が感じられる空間』は程よい距離感になり得ますので子育てしながらの在宅ワークなどにピッタリともいえます。

あなたが『部屋の明るさを解消したい』ために室内窓を検討されているのであれば、冒頭にも書かせてもらいましたが『過度な期待』は禁物です。

もしも『明るいお部屋』『明るいホール』などが隣にあるのならそこの明かりを分けてもらえれば少しは明るくなるかもしれません。

ただ、あくまで明るさを『少し補正』する程度にしかならない場合がほとんどです。

2-2 日本は古くから似たようなものがあったんです

昔ながらの縁側

室内窓とは違いますが昔ながらの『縁側』を想像してみてください。明るさ改善のイメージに近いと思います。

縁側は日が当たってすごく快適ですが、障子で区切られた和室には明かりがイマイチ届きません。和室は薄暗いです。ただ、障子を開け放てば縁側からの明かりをもらえますから暗さは多少緩和されます。

2-3 室内窓はインテリアのひとつ

特徴にも『インテリアのアクセントに!』と書きましたが、室内窓は『インテリア性』が非常に優れています。

また、どこのお宅にもあるものではありませんので『特別感』の演出にはもってこいともいえます。

サッシメーカーとして有名なYKKapの室内窓ページのリンクを貼っておきます。

サッシメーカーがわざわざ参入してくるに値する商品群だということなのでしょう。

YKKapの商品『famitto』はサッシメーカーらしくアルミフレームで作られているので余計な柱などで区切ったり補強したりする必要がないぶん、収まり方がスッキリしているのが特徴です。

室内窓を採用して壁紙なども工夫すれば華やかなお部屋にすることだってそんなに難しいことではありません。

3.室内窓のデメリットは?

もちろんいいところばかりではありません。デメリットもあります。

  1. プライバシー性が損なわれる
  2. モノを置く場合は注意が必要
  3. 冷暖房効率が悪くなる

3つあげさせてもらいますが、どれも『室内窓』の特性上どうしようもないものばかりになります。

ただ、モノを置く場合に干渉する場合は天井近くに室内窓を設けるなどの工夫で解決できる場合もあります。

リフォーム担当者などに相談してみるといいと思います。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

室内窓は『明るさ』を解決できることは少ないかもしれませんが、採用することでお部屋のインテリア性向が高まることは間違いありません。

リフォームを検討している時は楽しいですが、当然お金もかかります。

もしもあなたのお家で使っていない駐車スペースとか空地をお持ちでしたら登録しておくだけで『お金』を生み出してくれるかもしれません。

『昼間だけは仕事で駐車場が空いている』とかのスキマ時間をうまく使うでもいいんです。

スマートフォンでも登録が完結します。『パソコン立ち上げるのがめんどくさい』という方も、是非ともバナーから飛んでいってみてはいかがでしょうか?

あなたがこの記事を参考にして希望のリフォーム工事が実現することを願っております。

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