『軒天が木目柄』という選択はどうなのか?後悔しないために解説!

リフォームのこと

『軒天(のきてん)を木目柄にする』という選択は配色を間違わなければ非常にかっこよく外観にアクセントを与えてくれます!

軒天(のきてん)を『木目柄にする』という選択をされる方が増えています。

外壁の色とバランスがとれたら非常にカッコいい外観デザインになります。

外観デザインをご検討のあなたに是非とも参考にしてほしい記事になります。

1.軒天とはどの部分なのか

軒天とは住宅を見上げた際に外壁から外側に突き出している屋根部分の裏側のことです。

業界的には『軒裏(のきうら)』とか『上裏(あげうら)』とかと言ったりします。

因みに写真ではこの部分になります。

2.軒天の役割とは?

役割は大きく3つあります。

  1. 美観の向上
  2. 雨水、日差しをさえぎる効果
  3. 延焼防止

詳しく解説します。

2-1 美観の向上

軒天は建物の美観を整える役割があります。

軒天を貼ることで野地板、垂木などの下地材を隠し見た目がスッキリします。

下地材はこのように施工されています

2-2 雨水、日差しをさえぎる効果

軒天があると雨水の吹込みや太陽光をさえぎり外壁の劣化を防ぐことが期待できます。

こだわりの強い設計士さんが建てた家などは軒天がない場合もあるのですが、雨水のあたりが強いのか雨漏れの相談を受けることが多かったりします。

軒天のない家の一例。カッコいいと思う方も多いのもわかります!

軒天をなくすることでコスト削減も出来るのでしょうが、雨漏れしてしまうとお住まいになる方のメンテナンスコストがかさんでしまうことになります。

いろいろな価値観がありますがリフォームのプロから言わせてもらうと軒天ナシの設計はおススメできません。

2-3 延焼防止

火災が起きたときに軒天がないと炎がたちまち屋根裏までまわってしまい屋根が焼け落ちてしまいます。

そのため軒天には不燃材を使用し住宅の被害拡大を防ぐ役割をもっているのです。

建築基準法第22条指定区域について

防火地域及び準防火地域以外の市街地において火災による延焼防止の目的から、建築物の屋根を不燃材で葺くなどの措置をする必要のある地域です。

ご自身でも確認できますが、事前に業者などに質問しておくといいと思います。

法第22条区域(建築基準第法第22条第1項)

3.軒天に木目を採用?

最近は採用事例が増えてきています。

これまでは外壁色と合わせるかグレー系とか白系とかが多かったのですが軒天にアクセントを持つてくることで外観を非常にシャープな印象にすることが出来ます。

代表的な外装材メーカーの施工事例のリンクをまとめておきました。ぜひとも参考になさってください。

施工事例をご覧になっていただければわかるように『明るい外観』でも『マッドな外観』でも木目の配色さえ間違わなければとても良いアクセントになることがお分かりになるかと思います。

あなたのお家の営業担当者がダメだとは言いませんが、リフォーム会社によっては『インテリアコーディネーター』『インテリアプランナー』の資格を持っている方がアドバイスをくれる会社もあります。

是非ともアドバイスをもらいましょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

いろいろなプロの意見を参考にしてステキな打ち合わせができるといいリフォームになると思います。

『プロにどうやって出会ったらいいのかわからない』

そうですよね。わかります。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。

ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。

あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。

一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。

また『タウンライフリフォーム』『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

是非ともピッタリな業者をみつけて希望通りのリフォームが実現できることを願っております。

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