プロが間取りをつくると『総合的判断』をした間取りになります!

リフォームのこと

あなたが大規模リフォームを考えるときどんなことを考えるでしょうか?

きっとこんなことが中心になるのではないでしょうか?

  • 水まわり機器交換
  • 断熱、結露対策
  • 間取りの変更

『リフォーム』と聞くとだいぶ馴染みのある言葉になってきていますから簡単そうに聞こえるかもしれません。

今回は割りとご希望されることの多い『間取りの変更』にスボットライトを当てる形で解説していきたいと思います。

『間取り変更』は簡単なようで奥が深い分野になります。

せっかくリフォームするならキッチンの位置を変えたいわぁ。
出来そうな感じはするけれどどうなのかしら?

広さはあるんだから大丈夫じゃないの?

広さ(スペース)があるからできるというものではありません。構造面や動線の検討も必要になります。アイデアを考え出すのははあなたご自身でもできると思います。ただ具体化するにはプロの目線が必要になります。総合的な視点からの判断はプロでないと無理かと思います。

1.あなたはプロの間取りを欲しがります!

あなただけではないのですよ。皆さん間取りを欲しがります。場合によっては『プラン』とも言ったりします。

それはどうしてだと思いますか?

答えは簡単です。素人には『出来ないから』です。

間取りを考える際に『ゾーニング』と呼ばれるゾーン分けの作業があるのですが、ここまでは割りとどなたでもできるかもしれません。

問題はゾーニングから先です。

2.間取りを変えると色々と変わる!

安全に柱や壁をとるのは判断基準が必要です。

写真はスケルトン現場にありそうな解体光景の写真になります。

間取りを変えようとすると『柱』や『壁』が邪魔になったり逆に必要になったりします。

場合によっては『サッシ』が邪魔だったり必要だったりすることもあり得ます。

『壁』『柱』『サッシ』などを取ったり付けたりするのにも守るべきルールやモラルがあります。

まずは現地調査をキチンと実施し建物の『現状』をしっかりと把握する。良い現地調査を実施できていることがリフォーム成功のカギになります。

リフォーム工事をしたことで建物の強度が落ちてしまったのではどうしようもありません。

おかしなところに『柱』や『壁』を作ったことで建物のバランスが損なわれても意味がありません。

『耐震補強工事』まではいかないにしても現況を悪化させるような工事はいかがなものかと思います。

間取り作成はプロの見せ場でもあります!

3.プロは全体像が見えて当然

逆な言い方をすれば『あなたは全体が見えなくて当然』という言い方になります。

プロが間取りを考える際にはこんなことを気にしています。

  • 耐力(構造的なこと)
  • 動線、バランス
  • 窓の兼ね合い

家の耐力に関しては百点満点になるのが理想(耐震評点1.0)ですが、そうはならないにしても現況以下にはしないようにします。

『耐震等級』とか『耐震評点』と似たような言い回しがあったりしますが下記のリンクの解説がわかりやすいかもしれません。ご興味のある方はご覧になってみてください。

耐震等級3は必要?耐震等級の意味や調べ方、証明する費用やメリットを解説 | 家選びネット
「耐震等級とは?」「耐震等級3を証明するメリットは?」など、新築住宅を建築する際に気になる人もいるのではないでしょうか。地震に強い建物を建てるためには、どのような家づくりをするとよいのでしょう。今回は耐震等級の意味や調べ方、耐震等級の認定を...

また、せっかくのリフォームなのに『使いづらい』『動きづらい』では仕方がありませんから十分に配慮します。

間取りは『バランス』が取れていて動線がキチンとしていないと使いづらい間取りになってしまいます。

動線とは、例えばリフォームの目的が介護を視野に入れた『バリアフリーリフォーム』だとします。その場合は段差解消はもちろん手すりの配置も検討しないといけないでしょう。

ときにはトイレをお部屋近くに配置しないと使いづらいケースだってありそうです。水を汲むための洗面化粧台などの配置も検討材料かもしれません。このあたりを考えた動線を実現できるように考えるのはプロの仕事と言えます。

窓の兼ね合いは、新たに窓を作るのは大変なので、先ずはなるべく既存を活かしながらが基本になります。

新たに窓を作るのは大変?

あなたが思うよりも大変な工程になります。

新たに窓を作るにはサッシのサイズよりも大きく内壁も外壁も壊す必要があります。

既存の窓を交換するにも内側だけでなく外側も窓サイズよりも大きく壊す必要があります。

なぜならサッシ本体よりも大きく『雨水対策』をしてあるからです。

壁内に『防水紙』が貼ってあって万一水が侵入した場合に建物外部に流れ出す構造にすることが大切になります。

この防水処置はサッシの周囲に施すのでサッシサイズよりも大きく開口する必要があるのです。

プロはあなたの希望だけでなく、これらのこと等を総合的に判断しながら間取り(プラン)を提出するのです。

4.プロに間取りを頼むには?

間取りを頼むといったってどうしたらいいのかしら?
リフォーム業者の店頭に行って頼んだら間取りは作ってもらえるの?
どこかの業者に電話すればいいの?
ネット問い合わせ?

大規模リフォームは初めて検討される方がほとんどだと思います。
頼み方がわからなくて当然です!

どれも正解です。簡単に整理しますと一般的にこんな感じになると言えます。

一般的な問い合わせ方法
  1. 知り合いをたどる
  2. 業者に電話(ネット)問い合わせ
  3. リフォームポータルサイトへ一括問い合わせ

上記の3つが主流なのでしょうが3番の『リフォームポータルサイトへの一括問い合わせ』が一番多いかもしれません。

私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。

ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。無料でのプラン入手が可能なことは強くオススメできるポイントです。

あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。これまで書いてきた通り『総合的な判断』をしながら作る間取りはプロの『最大の見せ場』です。切り札は最後に取っておくのが普通です。

それが確約されているのはホントにすごいことです!

一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。

また『タウンライフリフォーム』『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Webから一括で問い合わせができる『ポータルサイト』はどの業界でも窓口としては一般的になりました。

リフォーム業界でもそうです。

あなたも『ポータルサイト』を活用して理想の住まいを手に入れられることを願っております。

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