リフォームの担当者に建築資格は必要なのか?業者を選ぶ要因になるのか?

リフォームのこと

あなたがリフォーム会社を決定するとき、どこをポイントに選びますか?

実際に業者を決定するポイントに『担当者が資格を持っているか否か』を気にされる方もいらっしゃいます。

資格のあるなしで実際のところ何か違いがあるのかわからないですよね?

そこらあたりのことをこの記事では解説していきます。

コチラの記事はこんな方にオススメ!

リフォームなんだから担当者は建築資格を持っていないとダメだと思っているあなたへ。

結論から先にいいます。

結論!

営業担当者に資格はいりません。建築現場は経験値が高い方には敵いません。

ただ、資格保有者で経験値が高い方が一番なのは言うまでもありません。

あなたが依頼しようとしている業者の『建設業許可の確認』の方が重要かもしれません。

リフォーム会社を決めるときの決め手って何なのかしら。

1.リフォーム会社を選ぶ要因

一般的にはこんな理由で選ばれてるみたいです。

リフォーム会社を選ぶポイント!
  1. 価格透明性、明朗さ
  2. 説明のわかりやすさ、丁寧さ
  3. 価格の安さ

これがトップ3になるようです。

国土交通省のリンクを貼っておきます。もっと詳しく分析されています。

https://www.mlit.go.jp/common/001023471.pdf

建築資格がリフォーム会社を選ぶ要因にはなっていないみたいですね。

2.建築系資格とはどんな資格?

有名な建築系資格は『建築士』です。

中でも『一級建築士』は難易度も高く専門学校に通ってやっと受かるような資格です。

他の代表的なものはこんなものがあります。

  • 施工管理技士
  • 電気工事士
  • インテリアコーディネーター

他にもたくさんあります。有名な資格の学校TACのリンクです。

難易度別 おすすめ資格一覧|不動産・建築関係|資格の学校TAC[タック]
資格の学校TAC・Wセミナーが提供する難易度別おすすめ資格一覧ページ。不動産・建築関係の各資格試験ごとに資格取得に役立つ情報が満載!国家資格から民間資格まで、TACのおすすめする役に立つ資格の取り方がここに!

昭和の高度成長期時代は『一級建築士』は花形資格だったと聞いたことがあります。

その時代ほどではないですが、未だに『一級建築士』は難易度も高く持っていると扱いが違いますね。

資格に惑わされてはいけません。『実務を知らない』と話にならない場面が多いからです。『ペーパードライバー』と一緒で場数を踏んでいないと、現場では役に立ちません。

ただ、継続して努力を続け資格を取られている方は仕事もコツコツと安定してこなしてくれる方だと思います。

最初にいった通り、有資格者で経験豊富な方とお知り合いになれたなら大切にしましょう。

経験豊富な方はプランニングもお上手です

3.実際に作業をするのは職人さんです!

現場で実際に作業をするのは職人さんです。職人さんの知識と経験はリフォーム営業マンでは比べ物になりません

建築業界だけに限らず、請元と協力業者の関係性で日本の産業は成り立っています。

建築業界の仕組み

請元→下請け→(孫請け)→職人

当然の話ですが、しっかりとした会社いい営業マンがいて、いい下請けがいます。いい下請けにはいい職人さんがいます。

仕事にプライドと責任を持って取り組んでいる会社には、志が同じ方が集まっています。

4.リフォーム業者のここを見るべき

業者選定の際、担当者が『有資格者かどうか』よりも見るべきポイントがあります。

それはその業者に『建築業許可』があるかどうかです。

リフォーム業界は『参入障壁が低い』業界です。要は誰でもできるんです。

例えば、給湯器の交換とか便器の交換でしたら金額は20万~30万円程度が目安の金額でしょう。

このくらいの金額ですと業者は免許がいらないんです。国土交通省は『軽微な建設工事』に該当する工事をするには免許がいらないとしています。

軽微な工事とは?
  • 延べ面積150㎡未満の木造住宅工事
  • 1500万円未満の建築一式工事
  • それ以外の500万円未満の専門工事

こちらが国土交通省のリンクになります。

建設産業・不動産業:建設業の許可とは - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

市場規模は非常に大きく、『リフォームの時代』などと長いこと言われています。下記、国土交通省のリンクにも書いてありますが市場規模は『6兆円』だそうです。

https://www.mlit.go.jp/common/000135252.pdf

この巨大な市場めがけて様々な業者が参入しては消えていきます。

あとあと相談したいときに業者がなくなっているようでは困ります。キチンと免許のある業者に頼んだ方が無難です。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

業者選びのポイントは人それぞれかもしれません。ただ、『しっかりした業者』に依頼したい気持ちはあなたもお持ちだと思います。

しっかりした業者には、いい人間関係を構築できるいい営業マンもいます。

信頼できる営業担当者に出会うためにも業者選定は、複数の業者に依頼して比較検討することをおススメします。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

そこで、私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。

ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。

あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。

一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。

また『タウンライフリフォーム』『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

あなたの理想のリフォームが実現することを願っております。

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