『あなたのリフォームの目的はなんですか?』これがブレると計画がうまくいかないことが多いです。『断熱対策』『耐震対策』『水回り機器一新』とか基本骨子がまずあって、それに肉付けしていくイメージですすめていくと良いと思います。
現地調査も完了すると打ち合わせは本格化していきます。
あなたが現調依頼した業者数は何社でしたか?現調依頼数だけ提案が出てきます。
どんな提案を出してもらおうかしら。
楽しみだわ!
各社から魅力的な提案が出てくるのは間違いないのですが、あなたの目的がブレると違ったところに着地してしまいます。
この記事は業者ペースに巻き込まれず、あなたのリフォーム目的をしっかり確認するためのアドバイスになります。
リフォーム計画の業者選びのヒント記事も書いています。ご参考にどうぞお読みください。
1.リフォームの目的
私が業務にあたっていて、肌感としてお客様の目的はこんな感じです。
ちなみに公式データーとして、一般社団法人・住宅リフォーム推進評議会のリンクを貼っておきます。
https://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-R2-c.pdf
そんなにズレていないことがわかります。
ただ『寒さ・暑さ対策』がキッカケの方が多いように思っていたのですが、公式データーですと7番目と若干食い違いがありました。
2.あなたの要望は矛盾がありませんか?
それでは、あなたがリフォームをすすめていく上で、目的を失わないためのアドバイスをさせていただきます。
パッと見ると矛盾なんてないように思いますよね。わかりますか?
- 収納を多く取るとお部屋は狭くなります
- 大きな窓を作ると耐震性能を上げるのは大変になります ※特になにもしないと耐震性能は下がります
間取りはバズルみたいなもの。どこかを大きくするとなにかを
削らないといけなくなります。
耐震性能は耐力壁を増やさないと上がらいよ。
大きな窓を作ると壁が少なくなるしな。
でも、気にしなくても大丈夫です。矛盾があって当たり前です。あなたは素人なんですから。
プロがしっかりと道案内してくれますからご安心ください。
3.要望は全部伝えよう!
プロである業者を前にすると遠慮が出てしまうかもしれません。
でも、相手はプロですからドンドン希望は言いましょう。
出来ることと出来ないこと。出来ないのであれば理由を説明してくれます。
専門用語が混じってきますが、わからなければ質問してください。
あなたにわかるように説明できる営業マンが選ぶに値する方の可能性が高いです。
4.ご家庭の棚卸しのススメ!
ご要望の整理しないをしないとうまく業者に伝えられないこともあり得ます。
そこで、早いタイミングでリフォームに向けてご要望の棚卸しをされることをオススメします。
棚卸しをすることが『リフォームの目的』を確認することにつながるからです。
チェックポイントはこんな感じです。チェックポイントで専門用語が出てきますが機会があれば記事にしていきます。
- ご家族構成(お住まいになる方の人数)
- お家の築年数、土地・建物の広さ
- 建築図面のある・なし
- 確認申請書、検査済証のある・なし
- これまでのリフォーム歴(増改築履歴など)
- ご予算(全額自己資金or一部または全額お借入)
- ご希望内容
- 完成時期(スタート時期)
- 住みながらor仮住まい工事 などなど
ご希望内容は場合によっては、もっと細かく分かれる渡る可能性もあります。例えばこんな感じです。
- 水廻り機器交換
- 寒さ暑さ対策
- 部屋が広いor狭い
- 和室→洋室またはその逆
- 床、壁、天井材が汚いからキレイにしたい
- 内装イメージを変えたい
- 内装イメージだけでなく間取り変更も考えたい
ご希望内容=お悩み項目と読み替えてもいいのかもしれません。
どんなご希望にも添えるようにリフォーム会社は現地調査をキチンとやっているはずですから安心してください。
現地調査についての記事はコチラです!
5.提案をもらうときの注意点
業者は、あの手この手で魅力的なリフォームプランを提出してきます。
リフォーム規模によりますが、仕上がり予想の3Dなんかも作ってくれるかもしれません。
最先端の色使いや機器類を見ると忘れてしまいがちなことがあります。
それは、何度もこの記事に書かせてもらっている『リフォームの目的』です。
『断熱性能をあげたい』のがリフォームの目的だったはずなのに『収納充実プラン』を出されてそちらに心が移ってしまっては目的は達成されません。
ただ、『新たな気づき』(潜在ニーズ)を提案された場合は別です。例えばこんな感じです。
あなたが考えてもいなかったことを気づかせてくれて、その案に賛同できるのであれば受け入れてみましょう。
快適リフォームの実現が近いです!
また、いろいろと考えているうちに不安に思われることがリフォーム以外でも出てくることもあり得ます。そんな時は思い切って担当者に聞いてみるのもアリかと思います。専門窓口に行かれる前に的確なアドバイスをくれるかもしれません。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
リフォームのご希望を叶えるためには、たくさんのステップを踏まないといけません。
そのステップをあなたが考えていたのでははっきり言って前に話はすすみません。
どこかのタイミングで必ずプロが入らないといけないタイミングがあります。あなただけでいくら悩んでも計画は具体化していきません。
業者探しのキッカケはいろいろとありますが、今の時代はネットで探すのが一番お手軽です。
ポータルサイトもたくさんあります。
私がおススメするのは『タウンライフリフォーム』になります。
リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができます。
『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。
もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。
問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。
ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。
この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。
また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。
あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。
理想のリフォームが叶うといいですね。
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