【注意!】『屋根が壊れてます!』とかいう訪問業者にはご注意ください!

リフォームのこと

戸建てに長く住んでいると

『近くで工事をしていて気になりました!』

ちょっと登らせてもらって確認してもよろしいですか?

とかで突然訪問してくる業者がいます。

なかには本当に傷んでいる場合もあると思います。実際にそうやって声をかけてくるわけですから、屋根は傷んでいないと不自然だともいえます。

しかし、そうでない場合もあるんです。ちなみに絶対に登らせてはいけません!

今回の記事は『業界の悪習に警鐘を鳴らす』意味で書かせていただきました。全部が全部悪い業者ではありません。しかし『悪徳業者』と呼ばれる業者の場合もあり得ます。十分に注意なさってください。

たまにチャイムが鳴ることあるわぁ。
わからないからダメだと言われると不安になるし。
調査はタダみたいだからやってみてもらおうかとも思うけど。

絶対に登らせないほうがいいです。
いい業者さんかもしれませんがリスクが多すぎます。
どうしても不安ならキチンとし業者に調査をお願いしたほうがいいです。

1.実は非常にトラブルが多い

『タダならいいかなぁ』

この判断が結構なトラブルに実際なっているんです。

『登ってもらったら屋根材が割れていると言われたのだけれど』

『登ってもらったらクギが浮いていて危険だと言われたのだけれど』

こんな連絡が私のユーザー様からも年数回あります。

Yahoo知恵袋のリンクを貼っておきます。こちらでも不安で相談なさっている方がいらっしゃるようです。

先月の中頃に屋根修理の訪問販売業者が実家を訪ね母親が工事の契約をしてしまいました。 - 次の日に火災保険に入ってる事に気付... - Yahoo!知恵袋
先月の中頃に屋根修理の訪問販売業者が実家を訪ね母親が工事の契約をしてしまいました。 次の日に火災保険に入ってる事に気付き保険屋に相談をしたところ一旦工事を延期してくれと言わられた為、業者に工事の延期を依頼し、当初3月27日〜30日の予定だっ...

言われた方は不安でしかないと思います。理由はコレです。

不安になる理由
  1. 屋根がダメだと雨漏りの原因になるから
  2. そろそろ何かしら手を打たないとダメだと思っていたタイミングだったから
  3. 屋根は普段見えないので確かめようがないから

不安の理由はこの3点に集約されると言えます。

1-1 屋根がダメだと雨漏りの原因になるから

屋根は建物で雨を防いでくれる一番大切な部分です。

雨風だけでなく真夏の太陽光も当たりますから大変過酷な状況にあります。

傷んでしまうと室内に雨水が侵入してしまうことになります。

復旧にも多額の費用と時間がかかります。

屋根は一戸建住宅で一番状態に気を配らないといけない部分だということを理解されているとも言えます。

1-2 そろそろ工事をと思っていたタイミングだったから

リフォームをされる際、屋根工事をされない方がいらっしゃいます。

もちろん私の会社ではキチンと調査を実施し、リフォームの優先順位を考えて提案していきます。

あなたのためを想いトータルで考えたご案内をしていきます。

屋根がキレイな方は屋根工事はなさらずに、改めて検討する方もいらっしゃるわけです。

そんな方が『そろそろ屋根工事のタイミングかなぁ』と考えてらしたときに悪い指摘をされたのなら不安になるのもうなずけます。

1-3 屋根は普段見えないので確かめようがないから

Googleアースなどがありますから屋根を見ることはできるようになりました。

でも画質と撮影時期の問題があり、現状の状態をあなたが確認することは非常に困難です。

大きな台風のような暴風雨に見舞われた後などは屋根材がズレることはあり得ます。

あなたが台風の後に梯子をかけて確認すれば別でしょうが危険ですのでおススメはしません。

屋根は『あなたが確認することが出来ない』部分だとも言えます。

曲がりなりにも実際に登って写真なども見せられたら不安になることも理解できます。

屋根調査は専門家でないと踏み抜いてしまうこともあるので注意が必要です!

2.私が受けた相談例(実例談!!)

これから書かせていただくことは実話です。はっきり言いまして『詐欺行為』だと言えます。

2-1 『クギが浮いている』と言われた

屋根葺き替え工事をしていただいたユーザー様から『クギが浮いている』と言われたので一度調査してみてほしいと連絡を受けました。

その方は登った人から写真をもらっていたので見せてもらいました。

私はすぐにウソだとわかりましたが、写真は確かにクギが浮いていました。

なぜウソだと断定できたかというと『屋根の色が違ったから』です。

ユーザー様は紺色の屋根材で工事させていただいたのですが、写真の屋根材は『オレンジ系』の屋根材でした。

家の状態はともかく屋根の色までは覚えていらっしゃらない方も多いとは思います。

心理のスキを突いた指摘とも言えますが、あまりにも大胆な行為です。

2-2 『屋根が割れている』と言われた

こちらのユーザー様は状況写真をお持ちではなかったので日を改めて調査させていただきました。

こちらのケースはもっと大胆で『確かに割れている』のですが割れ方があまりにも不自然。

一般的に屋根材が割れる場合は『角が掛ける』とか『屋根材にヒビが入る』とか程度なはずです。

調査した写真はあまりにも大胆に割れていました。そう『金槌でたたいたように』です。

後日、一枚を交換させていただきましたが、屋根材は下から順番に積み重ねてあるので一枚交換のための工事範囲は結構な大きさになります。

有償工事になりますので簡易足場とあわせてそれなりのご請求になりました。

3.心配なら信用できる業者に調査を依頼するべき

先ほども書きました通り、屋根には簡単に登らせるのは避けるべきです。

あなたが確認することは困難になりますし、いらぬ不安をあおられることになります。

もしも心配なら信用できる会社に調査を依頼するべきです。

調査費用は掛かりますが、いまは梯子をかけて登るだけでなく『ドローン』での調査も行うことが出来ます。

飛行禁止区域もありますので注意が必要にはなります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

『ただより高いものは無い』

こんな言葉がありますが、訪問業者には悪徳業者も混じっていて実際苦情が多いのも事実です。

信用できる業者にお金を払うことになっても調査を依頼するべきです。

調査結果で工事をしてもらえれば調査費用は掛からないケースがほとんどだと思います。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

なかでもおススメは『タウンライフリフォームになります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができます。

『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

信頼できる業者と担当者と出会い、キチンとした調査をされて安心されることをおススメいたします。

コメント