最近は大規模なリフォームを考えられる方が増えてきました。大規模リフォームでは住友不動産の『新築そっくりさん』があまりにも有名です。
大規模リフォームというと水回り機器の交換や内装工事だけでなく『間取り変更』を伴うことが多くなってきます。
『間取り変更』というのは壁を取り払ってしまうだけでなく柱を撤去してしまうこともあり得ます。
もしもあなたが間取り変更を伴うような大きなリフォームを計画されているとして、覚えておいてほしいことがあります。
それは『最初にリフォーム会社が出してきたプランを振り返ってみてほしい』ということです。
今回の記事はこんなアナタへの記事になります。
- 実際プロに相談しているが、いろいろと検討しすぎて若干迷子になってきている方
- 相談前に自分で考えている。どうしていいかさっぱりわからずに迷子になっている方
数パターンのプランを見ていると当初の目的から外れてしまうことがあります。
当初の目的からずれると満足度の高いリフォームにはなりません。
そうならないためにも今回の記事を参考にしてみてください。
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1.あなたの希望を業者に伝えるのが最初の一歩
あなたが具体的に動き出したときの最初の一歩は『あなたの希望をうまく業者に伝えること』です。
業者さんってプロでしょう。専門的なこともわからないし
変なことを言ったら呆れられそうな気がして。
あなたは変にかしこまって自分で出来るのか出来ないのかを判断しようと思ってしまうかもしれません。
でも全然気にすることなんてないんです。全部伝えてしまいましょう!
相手はプロだからこそ嚙み砕いて説明してくれます。
説明が上手な営業マンに出会うためには1社だと難しいかもしれません。
でも、必ず見つかりますから安心してください。
あなたの家族全員の要望が同じ方向を向いているとは限りません。
矛盾している項目もあるかもしれません。
気にすることはありませんから全部吐き出してしまいましょう!
建物図面があればコピーを取って書き込んでいくといいかもしれません。
要望を箇条書きにしてみるのも手です。例えばこんな感じでまとめてもいいと思います。
現状で不満な点 | リフォーム要望 |
・キッチンが狭い、暗い | ・キッチンを広くしたい。できれば対面式で解放感が欲しい |
・テレワークスペースがない | ・テレワークスペースは3帖くらいでデスクカウンターと書棚が欲しい |
・洗面室に収納がない | ・洗剤やタオルを入れる収納が欲しい。別に扉はいらない |
・リビングが狭い、ソファーをおきたい | ・ソファーが置ける広さが欲しい |
・リビングが寒い | ・リビングに床暖房が欲しい |
リフォームは物売りとは違いますので全国統一価格のようなものはありません。最初から予算的に難しいケースもあります。リフォーム会社選定の段階で聞かれなくてもリフォーム希望内容とともに『希望予算』は伝えておくべきでしょう。
リフォームには必ず『目的』があります!
目的さえ見失わなければ迷子になったときに立ち返ることが出来ます。
目的があいまいになってしまったリフォームは満足度が下がる恐れがあります。
こちらの記事にも『リフォームの目的』についてまとめてあります。ぜひご覧になってください。
2.たたき台がないと話はすすまない?
意外と盲点かもしれないですがこれは重要です。
あなたがリフォームの要望を出すとリフォーム会社が具体的にプランニングをしてくれます。
希望が全部入らない場合は理由を説明してくれるでしょう。
最初に出てくる『たたき台』が計画をより具体的にしてくれることは実際よくあります。
2-1 なぜ『たたき台』が有効なのか?
あなたにも経験がありませんか?
専門分野でもない限り『実際にモノを見ないとイメージがわかない』ということです。
なかには詳しい方もいらっしゃるでしょうが滅多にお目にかかりません。
実際のプランが出てきて『私の言ったことはこうなるのか!』とはっきりするわけです。
ちなみに残念なお話ですが『たたき台』が一発で理想的な間取りになることはほとんどありません。
どこかのTV番組のような展開はありません。書きました通り『たたき台』が計画をより具体的にしてくれる場合がほとんどだからです。
2-2 ちょっと言い方は悪いかもしれませんが
レシピで『ちょい足しレシピ』ってあるじゃないですか。
あれと似ているかもしれません。
人のアイデアに少しプラスをすると違った感じになることも多いと言えます。
リフォーム担当者も出来ないことは『できません』と言いますからどんどんアイデアをプラスしていくと良いと思います。
3.理想の着地点にたどり着かない?
どんどん積極的にたたき台をブラッシュアップしていく過程で『目的』を忘れてしまうと打ち合わせがうまくいきません。
間取りはパズルのようなものです。どこかを広くすると狭くなる部分があります。
『収納がたくさん欲しい!』が目的のはずが『部屋は広めの方がいい!』に変わってしまうと違う間取りになってしまいます。
間取りの打ち合わせは数回続くことがほとんどです。そのうちあなたも慣れてくるはずですから安心してください。
3-1 間取り打ち合わせの目的をわすれないで
アイデアのプラスはほどほどにされることが大切です。
私の会社は打ち合わせ回数に制限は設けていません。
しかし、回数によってはプラス料金が発生する会社もあります。
最後は『価格』がリフォームの決定要因の一つなのは間違いないです。
あなただけではなくリフォームを検討される方は皆さんそうだと言えます。
『間取りの打ち合わせ』のはずが『根引き交渉』になってしまう方もいらっしゃいます。
担当者も人間ですから価格のことばかり言われると嫌な気持ちになりますから注意してほしいところです。
4.リフォーム担当者のプランを思い出してみるのも大切
実は、あなたが最初に伝えた要望に近しいものを考えてきているのが最初のプランなんです。
伝えた予算からオーバーするのであれば何らかの言い方で担当者は言ってくるはずです。
どうしても実現したいものが反映されていないのであれば考えないといけません。
そうでなければ立ち返ってみるのも大切なことだと言えます。
アイデアをプラスしていくだけではなくマイナスしていくのも間取りの打ち合わせになります。
あなたの選んだ営業マンは信頼できる方のハズです。彼らの経験と知識はそれなりのものがあります。
実際に最初のプランに戻って着地した例がたくさんあるのも事実です。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
『間取りの打ち合わせ』は大規模リフォーム計画において非常に重要な部分です。
リフォーム担当者はあなたの要望を叶えようと真剣にプランニングしてきます。
だからこそ、最初のプランは『たたき台』ではありますが『要望が最大限に反映されている』とも言えます。
もしも打ち合わせが煮詰まってきてしまったならこの記事を参考にしていただけると幸いです。
記事にも書きました通り、リフォームは『信頼できるリフォーム会社の担当者』との出会いが非常に大切です。
最近はネットで業者を探される方が多くなっています。
なかでもおススメは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。
リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができます。
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もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。
問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。
ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。
この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。
また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。
あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。
信頼できる業者と担当者と出会い、希望のリフォーム工事が実現することを願っております。
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