リフォーム業者の『まだやらなくて大丈夫!』は信じて大丈夫なのか?

リフォームのこと

あなたが大規模リフォームについて相談していくと出くわすフレーズがあります。

『ここはまだリフォームしなくても大丈夫ですよ!』

実際のところはどうなのか気になりませんか?

業者はキチンと現地調査をしての判断だと思いますから信用したいですよね。ですが『やった方がいいですよ』という業者もいると思いますからここは判断に迷うところです。

大丈夫だと言っている業者とダメだと言っている業者。
どっちを信じていいのかしら。

こればっかりは施主であるあなたの条件もあります。
『条件付きで大丈夫』と言っていることも多いと言えるでしょう。

今回の記事はこんなアナタにおススメです。

リフォームを具体的に検討中の方向けの記事です!
  • リフォーム業者によって言っていることが違う
  • ご自身が気にしていることを業者が指摘しない
  • 業者がいう『まだ工事しなくて大丈夫ですよ』の根拠がわからない

リフォームが初めてのあなたは不安で当然です。詳しく解説していきます。

1.リフォーム業者の現地調査について

当然、リフォーム業者はプロですからしっかりと調査します。

あなたが希望するところだけを調査して終了するような業者プロとは言えません。

例えば、システムキッチン交換工事時には配管の劣化状況だったり、劣化がほとんどない塩ビ配管だったとしても同時に配管洗浄をおススメしたほうが良かったりする場合があると言えます。

ただ、悪徳業者もいますからキチンとした業者に依頼することが重要だと言えます。

また、『外壁塗装』の工事であれば『屋根吹き替え工事』『屋根塗装工事』を一緒に検討していただいた方がお得な場合もあります。なぜなら外部足場を立てないとこれらの工事は実施できず、一緒に工事したほうが足場代金が一回で済むのでお得だからです。

2.よりキチンとした調査を求めるなら

全体をまんべんなくキチンと調査したい場合もあるでしょう。特に中古住宅購入を検討している場合などは購入しても問題がないのか第三者の視点で判断してほしい時もあるかもしれません。

『インスペクション』

こちらの言葉を聞いたことがありますでしょうか。

中古住宅の売買をする際、契約前に行う不動産調査のことです。

2018年4月に「宅地建物取引業法」が改正され、インスペクションの説明及び斡旋が義務化されました(※インスペクションの実施そのものは義務化されてはいません)

ただ、不動産取引時だけでなくインスペクションを実施することも可能です。

建築資格(一級、二級、木造建築士)保有者が調査を実施しますので安心感が増すと言えます。

既存住宅状況調査技術者講習のご案内 - 一般社団法人全日本ハウスインスペクター協会
全日本ハウスインスペクター協会では、既存住宅状況調査技術者のみを登録者とするハウスインスペクターの資格を創設し、調査を行う全ての建築士のために改正宅地建物取引業法に対応した既存住宅状況調査技術者講習を実施しています。既存住宅状況調査技術者講...

国土交通省もリフォームのインスペクションガイドラインを制定しています。

https://www.mlit.go.jp/common/001001034.pdf

どうしてもリフォーム業者だけの調査だけで不安な方はご検討してみてはどうでしょうか。

最近は女性担当者も増えています。

3.『まだリフォームしなくて大丈夫ですよ!』は本当なのか?

このフレーズは結構深い意味があると言えます。

なにがどう深いのか3つの代表例を説明します。

3-1 あなたの予算にあわせるため

リフォームの予算に限度がない方はいません。ご希望全部を実現すると予算オーバーになってしまう時がほとんどかもしれません。

予算内に収めるのが一番いいとはいえ、プロとしてどうしても見逃せない箇所もあります。

まずはキチンと調査をして現状をご説明し、あなたにご理解いただくのが大切です。

現状調査も説明もせずに『大丈夫です!』と言っている業者がいたとしたら契約のことだけを考えているだけかもしれませんから注意が必要かもしれません。

3-2 いまは確かに大丈夫なのだが

今すぐにダメになるわけではないとはいえ、近い将来(数年後)に検討しなければいけない項目もあります。給湯器などは設置後10年が交換目安になります。

もちろん10年経ってもすべての給湯器が壊れるわけではなく20年近く稼働する給湯器もあります。※10年はメーカー推奨年数です。

屋根も外壁も10年が一つの目安ですが、10年でダメになるわけではありません。                                    ※10年はメーカー推奨年数です。

少し意地悪な言い方をすれば『総額予算を下げるため』工事優先順位を業者が下げているとも言えます。

リフォームはアナタにもストレスがかかります。近い将来に工事をすることがわかっているのなら少し先のことを見越して計画をすることも時には必要だと言えるでしょう。

3-3 業者の知識不足

これはレアケースかもしれませんが、営業担当者が経験不足な時にあり得るケースです。

リフォーム会社としてキチンと若手を育てる意識があるのであれば、上司や先輩社員が最後まで若手をフォローします。

若手担当者だけで上司や先輩社員などの姿が見えないのであれば、その業者は選定から外した方が無難と言えます。

4.ローンや助成金を検討する手もある

リフォーム会社でローンを紹介してくれる場合もあります。

業者の提携ローンだったりしますから低金利で借りられる場合が多いですし、場合によっては無金利ローンのキャンペーンをしている時もあります。

月々の返済は発生しますが、手持ちの資金を減らさなくて済むので活用を検討してみるのも手です。

また、国や地方自治体の助成金が適用になる場合もあります。ご自身で調べてみるのもおススメです。

これはご自身で調べてみるのがミソです。なぜなら助成金は業者が万能なわけではないからです。

ローンですと返済しなければいけませんが、助成金であればもらえるお金になりますから利用可能であればつかわない手はないと言えます。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

業者の『まだやらなくて大丈夫!』には条件が隠れていると言えます。

隠れている条件とはこんなことです!
  • あなたの予算にあわせるため
  • 今すぐには必要ではないから優先順位を下げている(総額を下げるため)
  • 業者の知識不足

業者の言い分を鵜呑みにするのではなく、あなた自身でよく考えて計画をすすめる必要もあります。

すでに書いたようにローンや助成金をうまく活用することも方法に加えてみてもいいと思います。

何にしても、いい業者を出会わないと計画は上手くいきません。

まずは、信頼できるリフォーム会社の担当者と出会うことが大切です。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

なかでもおススメは『タウンライフリフォームになります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができます。

『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

あなたのリフォーム計画がステキなものになることをお祈りしております。

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