あなたがリフォームをしたいと思ったとき、どのような業者を選ばれるでしょうか?
一般的にはコチラの3業者に依頼することになると思います。
- 工務店
- リフォーム専門店
- ハウスメーカー
『工事内容に違いはあるのだろうか?』
工務店、リフォーム店、ハウスメーカーで違いがあるのか?気になりますよね。
そろそろ我が家もリフォームを考えたいんだけど。
ハウスメーカーか工務店か?いやリフォーム屋さん?
それぞれいいところはありそうな感じがするけれど…
どうなのかしらね?
同じ希望で計画をしてもらっても会社によって答えは違います。
各社比べてみることは大切です。
基本的にハウスメーカーでも工務店でも工事内容に大きな違いはありません。しかし『あなたにどれだけ寄り添えるか?』つまりは『要望の理解力』が会社によって(担当者によって)大きく差がある場合があるといえます。なぜなら要望理解の仕方によっては完成形が違う可能性があるからです。私の経験上『要望の理解力』はハウスメーカーに分があるといえます!
『あなたに寄り添う能力』や『要望の理解力』が足りないとリフォーム工事満足度に違いがでます。
経験豊富なベテラン営業担当者であればいろいろと相談にも乗ってくれます。これもある意味『あなたの悩みに寄り添う』ことといえます。
それでは工務店とハウスメーカーの工事内容について解説していきます。
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1.工務店、ハウスメーカーの違い
ここでは工務店とリフォーム屋は同じとして扱います。呼び方の違いで業務内容に違いはさほどないと言えるからです。
工務店は新築も取り扱い項目としてかかげています。
リフォーム屋は新築を前面に押し出すことはしていません。
それぞれの特徴
特徴を表にしてみました。
ハウスメーカー | 工務店 (リフォーム屋) | |
会社規模 | 広いエリアに支社、支店などの 営業拠点を構える。 | ハウスメーカーに比べると小規模。 |
施工エリア | 営業拠点による。全国規模の 会社もある。 | 地域密着型。地元主義。 |
計画自由度 | 営業担当だけでなく インテリアコーディネーターなどの アドバイスももらえる。組織としての 対応をとるため色々な提案が可能。 | 担当者の力量次第で違いが出やすい。 |
施工精度 | 自社基準も運用されており均一品質が 保たれている。 | 現場の職人に左右されやすい。 |
アフターサービス | 定期点検や無料修理の対応範囲など 会社で決まっている。 | 点検、修理などは会社によってマチマチ。 |
表にまとめてみると『ハウスメーカー』の方が安定感があるように思えます。しかし市場的にリフォーム業界は『地場工務店系』が主な担い手のようです。
2.顕在ニーズと潜在ニーズ?
『あなたに寄り添う能力』や『要望の理解力』といった能力を持った方があなたの希望をヒアリングしていくと『顕在ニーズ』だけでなく『潜在ニーズ』に気づかせてくれることがあるといえます。
2-1 顕在ニーズ
顕在ニーズとはあなたが明確に認識しているニーズや要望になります。今回に当てはめると『リフォーム希望』といえます。
つまりは、一般的にあなたが製品やサービスを求め、その要求を表現できる状態にあるということです。
リフォームで例えるならば『古くなったのでお風呂を新しくしたい』とか『トイレを新しくしたい』というような要望になります。
2-2 潜在ニーズ
潜在ニーズとは、あなたはまだ気づいてはいないが実際には満たされるべきであるニーズや希望です。
潜在ニーズをはっきりさせるには、あなたの傾向をキチンと分析し将来の必要性を予測することが大切といえます。
あなたとの会話(ヒアリング)でどこまで深掘りをできるかにかかっています。
リフォームで例えるなら『手すりを付けられるように下地工事をしておいた方が良い』とか『IHクッキングヒーターに交換できるように電源工事はしておいた方がいい』などになるでしょうか。『いまは必要ないけれども将来必要になるならやっておきましょう!』というようなことです。
3.潜在ニーズは『提案』されないと気づかない?
そうなんです。『潜在ニーズ』はあなたも気づいていないため『提案』されないと気づかないことがほとんどだといえます。
要は『言われないとわからない状態』なわけです。
『潜在ニーズ』を特定することで、あなたの想定外の要求や傾向がはっきりする可能性があります。
『満足度の高いリフォーム工事』は、『顕在ニーズ』『潜在ニーズ』両方のニーズを適切に理解し、組み合わせることが大切だといえます。
4.『提案力』はハウスメーカーに分があると言える?
もちろん、あなたのリフォーム担当者の力量に個人差はあると思います。
ただ、傾向というか比率として『提案力』は『ハウスメーカー』に分があるといえそうです。
詳しく触れてみます。
4-1 資材単価が工務店よりも安い傾向がある
これには市場原理が働きます。やはり取扱量が多いハウスメーカーの方が資材単価は安い傾向があります。
資材単価がある程度抑えられているので予算内での提案の幅も広がります。
会社によってはメーカーとタイアップをとって割安商材を提供しているハウスメーカーもあります。
4-2 在庫確保状況が工務店より優れる傾向がある
世界経済のグローバル化により『不測の事態』がおこったときには物流に影響が出ます。なぜならシステムキッチンにしてもユニットバスにしても様々な材料を組み合わせて商品化しており、海外からの部品も数多くあるからです。
そうなると商品や材料は『納品』されません。つまりは材料が入らないので工事はストップします。
そういった『不測の事態』ときに、やはり市場原理が働いてハウスメーカーのような大きな会社の方が商品・材料手配が早い傾向があります。
納材に不安がないぶん提案に幅が出てきます。
4-3 経験値だけでなく有資格者数もハウスメーカーの方が多い
『満足度の高いリフォーム工事』は、『顕在ニーズ』『潜在ニーズ』両方のニーズを適切に理解し、組み合わせることが大切だと先ほど書きました。
やはり経験値が高く、業界動向含めよく勉強しているのはハウスメーカー担当者になりそうです。
『潜在ニーズ』を具体的に顕在化するには話の『傾聴力』が必要です。
あなたの話をよく聞き、大きく構えてあなたに寄り添ったアドバイスをするのが良い担当者の条件ともいえます。そのためには知識も経験もないと難しいと言わざるえません。
経験上、そのような方は『ハウスメーカー』に多いと思います。
人によりますが『現場知識』は工務店担当者の方がある場合があります。工務店担当者は元々現場出身の方がいたりするからです。もちろん、ハウスメーカー担当者も現場監督経験者もいたりします。その方の経歴を聞いてみるのも安心材料になるかもしれませんね。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハウスメーカーにしようか工務店にしようか迷うのも理解できます。
やはり、決めるまでには数社比較検討するのが一般的になっています。
最近はネットで業者を探される方が多くなっています。
私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。
ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。
リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。
あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。
一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。
また『タウンライフリフォーム』は『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。
もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。
問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。
ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。
この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。
また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。
あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。
是非ともピッタリな業者をみつけて希望通りのリフォームが実現できることを願っております。
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