現場そのものを見ることが出来る『工事中現場見学会』『完成現場見学会』や『水回り機器の相談会』『税務相談会』などの告知物はリフォーム各社のホームページや新聞広告などで目にしたことがあると思います。
これらのイベントはなんだか興味はあると思いますが敷居が高いような気がしていませんか?
足を運んだ方が良いのか迷いますよね。現役の営業マンの意見としてはこうです。
結論から言いますと是非とも行かれた方がいいです。あなたの計画に絶対役立ちます!
安心してください。個人情報は取られますが、それほどセールスとかは
かけられないと思いますよ。
もちろんイベント自体の当たりはずれはあるかもしれません。
でも、リフォームに興味があるのであれば無駄にはならないと思います。
1.そもそもリフォームイベントとはなんなのか?
ハウスメーカーやリフォーム会社が企画する催し物(要は集客イベント)になります。
場合によっては住宅展示場を運営する企画会社がイベントを企画する場合もあります。
以前はあなたの個人情報が欲しくて見返りに金券(クオカード等)を配ったりしていました。
最近も金券こそ減ったとはいえ、なにかしらノベルティグッズはもらえると思います。
まぁ、単純に物をもらえるだけでも行って損はないとも言えます。
大手ポータルサイトでもランキングを発表していたりします。
2.イベントにはどんなものがあるの?
実はそんなに種類はありません。
大きく分けると2つになります。
詳しく解説していきます。
2-1 『工事中』or『完成』現場見学会
お施主様の了解をもらって自社の工事風景をみてもらうイベントです。
現場見学会に行かれる上でのポイントは3つです。
なぜこの3つがポイントなのか説明します。
当日の勤務員を見るべし
当日の勤務員によって会社のレベルがしれます。
右も左もわからない若手社員だけを勤務させていたとしたらその会社は不合格です。
もちろん、若手社員が悪いわけではありません。
若手社員だけを勤務させている責任者の器がしれるだけです。
『現場見学会』とはその会社の商品を見ていただくこととも取れます。
当日の勤務員はベテラン社員がいて当然、理想はその現場に携わった担当者が勤務していることです。
担当者が勤務していれば、意匠にしても『なぜ』『どのように』を含めた物語として説明してくれるでしょう。
やはり、カタログ説明だけではわからないことが多いのがリフォーム工事。
つまりはリフォーム工事は『物売り』ではなく『時売り』とも言われますが体験談や経験談を含めて説明を受けると、あなたもイメージが鮮明になることは間違いないと言えます。
当日の現場の様子を見るべし
『工事中見学会』であれば、まさに建築現場ですから現場美装といっても限界があります。
それでも材料や工具が散らかっているのは論外です。
キチンと一か所にまとめられ、あなたが入っては危険な場所には侵入できないような措置を講じてあることが最低限求められます。
『完成現場見学会』であればお引渡し間近なのですからクリーニングもほぼほぼ終わり、残工事は無しか手直し工事のみになっていないとマズイといえます。
もちろん現場は予定通りにいかないこともありますがその時は勤務員からしかるべき説明があるでしょう。
手直し箇所を示すテープが張られているケースもあると思います。
これはケースバイケースでしょうが社内検査が適正にすすめられていると判断できそうですからOKだといえます。
できれば同じお家の『工事中見学会』と『完成見学会』を見るべし
なぜおススメするかと言いますと、同じ現場の『工事中見学会』と『完成見学会』を見ることで建物内部の骨組み部分から確認することが出来るからです。
カタログだけで説明を受けても、あなたが完成形をイメージできないのは無理もありません。
素人なのですから仕方がないことです。
いくら親切丁寧なベテラン営業担当者でも実物を見ることと比べるとどうしても見劣りします。
同じお家の『工事中見学会』と『完成見学会』を見ることであなたが得られる最大利益はコレです。
『リフォームでキレイになります』が体感できることです!
もちろん『完成見学会』をご覧になってもキレイになったお家は確認できます。
しかし、骨組みの補強工事からやり直しているような現場の場合、ビフォーアフターを目撃するのが一番わかりやすいといえます。
既存が違反だった場合の対処例も体感できるかもしれません。
2-2 リフォーム相談会
こちらは『リフォーム相談会』とか『リフォーム税制相談会』『二世帯リフォーム相談会』とかいろいろとあります。
リフォーム会社としては名目は二の次でして、要はあなたの『個人情報』が欲しいのです。
つまりは、各社が掲げているお題目(税制やら二世帯やら)にぴったりなお悩みをお持ちの方はもちろん、お題目と違っていても相談に行っていただいて全然かまいません。
ただ、ご注意いただきたいのはリフォーム会社は建築業者ですので税金などは多少詳しい程度になります。
詳細なことは税理士などに確認しないとわからないこともございますのでご注意ください。
それでも税金の話だけに限らず、込み入った話は誰かに聞いてもらうと交通整理ができます。
ましてや詳しい方が入るとお考えがスッキリすることも多いので怖がらずに積極的にイベント参加をされた方がいいともいえます。
3.イベントに行かれる場合の注意点
現役担当者のホンネはコレに尽きます。
肩肘張らずに『リラックス』してお越しください。
とはいえ、なかなか難しいかもしれません。
- 必要以上に警戒しないでほしい
- できる限り隠さずに相談してほしい
- 図面があるなら持参してほしい
この3点はお願いしたいところでしょうか。
あまり警戒されてもこちらも構えてしまいます。
隠した部分が多いと相談ごとがぼやけてしまい回答もブレてしまいます。
図面があれば建築面はより具体的なお話が可能になります。
どこの業者も、どんなリフォームの匠であろうとも最終的には現地を見ないとわかりません。
あなたは『現地調査』をOKしない限りは話がすすみませんから安心してください。
4.まとめ
ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社含め建築業者は毎週どこかでイベントを開催しています。
各社ホームページを見れば告知がされていますので参考になさってみてはいかがでしょうか。
ただ、どこの会社のイベントに行けば良いかは迷いますよね。
最近はネットで業者を探される方が多くなっています。
私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。
ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。
リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。
あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。
一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。
また『タウンライフリフォーム』は『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。
もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。
問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。
ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。
この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。
また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。
あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。
是非ともピッタリな業者をみつけて希望通りのリフォームが実現できることを願っております。
コメント