【内情暴露】リフォーム業者が仕事依頼を断るケースもあるんです!

リフォームのこと

あなたが『リフォームするぞ!』と決断された場合でも業者がお断りする場合もあるのはご存じないですよね。

相談者
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いまどき業者から断るなんてないでしょう?

『お客様は神様です!』なんて言葉をお聞きになったこともあると思いますが、全員が神様なわけではないのです。

こんなケースはお断りです!
  1. あなたのご希望がかなえられそうにないとき
  2. ほかの会社のダメ直し
  3. 高圧的だったり横柄な方や優柔不断な方

あなたも業者に依頼する際は注意したほうがいいかもしれません。詳しく解説していきます。

1.ご希望がかなえられそうにないとき

ご希望がかなえられそうにないケースもいろいろ考えられます。

1-1 ご希望とご予算に開きが大きいとき

実際、非常に多いケースになります。

このときは、お話を詳しく聞かせていただき歩み寄りポイントがないか探らせていただきます。

  • ご希望することがなぜ必要なのか
  • もっと別な方法はないのか
  • ご予算がのびる余地はないのか

現代は情報があふれています。リフォーム業界も情報収集方法が多岐にわたります。

以前は『書籍』が情報収集のメインでした。以前といっても5~6年前まではリフォーム系の雑誌がたくさんありましたので情報収集の基本でした。

現在はリフォーム系の雑誌の多くは廃刊・休刊に追い込まれ、情報収集のメインはWEBやSNSが主体になっています。

画像映えする実例写真もたくさん掲載されていますからイメージしやすく、気分も上がると思います。

『実際にそれが必要なのか?』

『実際に使うのか?』

『ほかの方法だとダメなのか?』

このように深掘りするとお客様自身の整理にもなり要望がシャープになっていくことがあります。

ご予算もどうしてもの場合は仕方がないですが、助成金を利用すること低金利のローン利用をすすめたりしながらご予算を無理なく伸ばす可能性を探ります。

1-2 ご希望が違反建築に該当するとき

当然ですが『違反建築』はどこの会社でも断られます!

まさかとお思いかもしれませんが結構いらっしゃるんです。

違反建築のご希望例
  • 屋根裏スペースの有効活用
  • サンルーム(サンルームなら増築にならないと思われている)
  • ベランダに屋根をつけてほしい(屋根の出幅によっては違反)

屋根裏スペースについては記事にもしてあります。ご興味あればご覧ください。

サンルームは厳密には『増築』に該当します。防火指定のないエリアでしたら結果問題なく進められることもありますが、準防火地域であればアウトです。

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2.ほかの会社のダメ直し

このケースも案外多いんです。代表的な事例はこんな感じです。

  • 給排水工事の不備
  • 断熱工事の不備
  • 防水工事の不備

手を出したくない理由が『工事保証』の問題です。

リフォーム工事でも『工事保証』があります。我々で是正してしまうと保証が切れてしまうケースがほとんどです。

リフォーム業者を決める際に『複数の見積り』を取得して比べる場合は『工事内容』『担当者』『見積金額』などを目安にして決定していくことになります。

決定過程でキチンとあなたが判断できればいいのですが、専門的な内容ですから難しいところもあると思います。

残念ながら、ダメな業者に工事されてしまってから不備に気づき、我々に是正工事をお願いしに来る方も多いんです。

不備があった場合、まずは施工業者に是正をお願いし、改善が見られない場合は消費者センターなどの第三者機関に相談してみるのがセオリーです。

時間と手間がかかる方法ではありますが、お金の話もありますからそこは順番を飛ばさないほうが良いといえます。

話の整理がついて、保証問題を含めて施工業者との話がまとまれば一番いいです。

残念ながらまとまらなかった場合は別な業者に是正をお願いすることとなります。

この場合は、原因特定からやりますのでお金と時間が必要なことはご承知おきください。

ほかの業者のダメ直しは、その工事を価格優先で決められたケースが多いように感じていますが、工事を価格だけで決定すると後悔することになる場合もありますのでご注意ください。

3.高圧的だったり横柄な方や優柔不断な方

高圧的な方も一定数いらっしゃいます
リフォーム業者に辞退されました。
リフォーム業者に辞退されました。

3-1 高圧的だったり横柄な方

リフォーム営業マンも人間です。やはりこのような方には親切にいろいろとやって差し上げたくなりません。

業界的に調査費用や図面作成費用はいただいていないのが現状です。

『無料』の範囲でなんでもかんでもやらせようとする方、根拠なく価格交渉(値引き)をせまる方、我々を下に見たような発言の多い方はコチラからお断りします。

あくまで常識的な範囲で依頼するようにご注意ください。

3-2 優柔不断な方

言い換えれば『決められない方』とでも言いましょうか。

決めてくださるのであれば、プランを何パターンご用意しても構いません。金額バリエーションもたくさん必要でしょう。

中には、決められない方がいらっしゃるんです。はっきり言って他決失注よりもタチが悪いです。

私が辞退して数年後に近くを通りがかると何もしていない状態のお家があったりします。

あなたは信じないかもしれませんが、結局どこの業者にも相手にされず、リフォームが進んでいないお家があるのです。

4.まとめ

『頼めばやってくれる』

『金さえ払えばやってくれる』

そんなこともないんです。

大規模リフォーム工事ともなると、契約からお引渡しまで半年以上のお付き合いになります。

お引き渡し後もなにかと永いお付き合いになることを考えると人間関係構築ができないと上手くいかないんです。

簡単に永くお付き合いできるプロが見つけられたらいいのですが知識も経験も豊富な方をあなたが探すのは大変です。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

私が良さそうに思うポータルサイトを2つご紹介します。

ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができるだけでなくプランも無料で作成してもらえます。

あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。

一括見積が複数業者に依頼できるだけでなく、プランまでゲットできるんです。これって実は時間も手間もすごい節約になるんですよ。

また『タウンライフリフォーム』『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』というポータルサイトです。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

ヒアリングと言っても勧誘とは違いますから安心してください。決定権はアナタにあります。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

また、事務局からヒアリングがあるのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

是非ともピッタリな業者をみつけて希望通りのリフォームが実現できることを願っております。

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