あなたが新築されたとき、どこの会社で建てられましたか?
あなたが購入された中古住宅はどちらの会社で建てられているかご存知ですか?
新築一戸建てを建てる場合は
- 工務店
- ハウスメーカー
この二択になります。
リフォームの場合はどうでしょう?
リフォームはどこの会社でもいいんじゃないの?
あちこちで看板もあるしチラシもよく見ますけど?
実は、間取り変更を伴う大規模リフォームを考えるときに『建てた会社』に頼んだほうがいい場合があります。
この記事を読んでいただければ、あなたがリフォーム会社選びをする際の参考にしていただけるはずです。
また、担当者の話を正確な目線で判断できる材料になります。
クリックできる目次
1.ハウスメーカーはどれだけあると思います?
代表的なハウスメーカーを5位まで書き出しておきます。ほかにもたくさんあります。
引用元はコチラのサイトになります。リンクを貼っておきます。
以前からあります『在来木造建築』を専門に取り扱っているハウスメーカーはほぼありません。
2.在来木造建築はどこのリフォーム会社でも大丈夫です
ちなみに住宅業界はハウスメーカーのシェアは60%未満です。
あれだけテレビCMを有名ハウスメーカーがしているのにも関わらず40%以上の方が『工務店』と呼ばれる地域に根差した会社で建てられているんです。
工務店はほとんどこの『在来木造建築』です。
『在来木造建築』であればどこのリフォーム会社に依頼されても大丈夫です。
2.建て方によってリフォーム難易度に違いはあるのか
リフォームの難易度は建て方によって雲泥の差があります。
リフォームのしやすさで言えば木造建築が一番リフォームしやすいです。
木造建築とは
『在来建築』『ツーバイフォー建築』がそれにあたります。
『在来建築』とは『柱』のある一般的な建築物。『ツーバイフォー建築』とは正式には『木造枠組壁工法』と言います。『在来建築』の柱や梁の代わりに、天井・壁・床で箱状の空間を造って積み重ねていきます。非常に耐震性能に優れる工法になります。
これらの建物はどちらの会社でもリフォームが可能です。
ただツーバイフォー建築は『壁線区画』という構造の考え方ができる会社でないと頼むのは危険です。
また、新築時の資料で『壁量計算書』がないと少し手間がかかります。
在来建築の自由度には及びませんがツーバイフォー建築も間取り変更は可能です。
『ツーバイフォー建築』は詳しい会社に依頼しないと大変なことになります。『壁線区画』をキチンと把握できない会社に頼むと見た目はキレイでも構造的に成立しないお家にされてしまいます。ご注意ください!
3.建てた会社に頼んだ方がいい場合とは?
3-1 軽量鉄骨造
こんなハウスメーカーが該当します。有名な会社ばかりになります。
これらの会社は独自に構造を計算しています。材料に独自部材を使用している場合もあります。
大工さんもハウスメーカーの指示通りに部材を組み合わせていきますので施工根拠はハウスメーカーしか知りません。
これらの会社以外がリフォームをすると『工事の保証』ができません。なぜなら施工根拠がわからないからです。
3-2 木造認定工法
こんな会社が該当します。
これらの会社も『軽量鉄骨造』のハウスメーカーに似ています。
高気密ではありますが工場で事前に木質パネルを造るために新築時でも設計変更が困難であったりします。
新築時の設計変更が困難なのはリフォームが難しいと同じ意味とも言えます。
こちらもハウスメーカーの指示通りに部材を組み合わせていきます。
施工根拠はハウスメーカーしか知りません。建てた会社以外がリフォームをすると『工事の保証』ができないのは『軽量鉄骨造』のハウスメーカーと同じです。
3-3 鉄筋コンクリート造(RC造)
こんな会社が該当します。
男性が好みそうなデザイン性が根強い人気です。ボックス型や幾何学的なデザインは鉄筋コンクリート造ならではです。
ご高名な建築家が鉄筋コンクリート造を設計されるのはこのような特徴があるからだともいえます。
言葉は悪いですが、一般的なリフォーム会社に相談に行っても相手にしてもらえないと思います。
それは、一般的なリフォーム会社では知識もありませんし施工が出来ないからです。
4.構造的な変更をしなければリフォーム可能です
これまで説明してきたことは、大規模リフォームの『間取りの変更』など構造変更を伴うリフォームについて難しいと書いてきました。
つまりは、『構造的な変更』をしない場合はどこの会社でも工事可能です。
工事の保証もしてもらえます。
現在の間取りに不満がなく、水回り機器の交換と内装変更があなたのリフォーム希望であればどこのリフォーム会社に依頼しても大丈夫です。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
戸建て住宅の建築方法も数種類あります。
生活していると住み始めたときとは家族構成が変わったりします。家族構成が変わればお家の使い方も変化します。
リフォームとはその変化にあわせて『使いやすい』ように改造していくことともいえます。
リフォームの市場規模は小さくありません。リフォーム会社の数もたくさんあります。
インターネットで会社の評判がすぐに調べられる時代になりました。
しかし、建物の建て方によっては『評判のいい会社』がなんでもできるわけではないんです。
あなた自身でキチンと調べないと思わぬ落とし穴があるかもしれません。
最近はネットで業者を探される方が多くなっています。
私が良さそうに思うポータルサイトをご紹介します。
ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。
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あなたがリフォーム会社にいきなり行ったとしてもなかなかプラン作成はしてもらえません。なぜならプラン作成はプロの見せ場だからです。切り札は後に取っておくのが普通です。
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また、事務局からヒアリングがあのもポイントです。事務局にヒアリングしてもらうとあなた自身の頭の整理にもつながります。
あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。
あなたがこの記事を参考にして信頼できる業者と担当者と出会い、希望のリフォーム工事が実現することを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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