『インテリアコーディネーター』『インテリアプランナー』は使える資格?

リフォームのこと

アナタが内装やインテリアをこだわりたいときに『全体のバランスはどうなの?』と心配になるときがあると思います。

公的資格として『インテリアコーディネーター』とか『インテリアプランナー』などの資格があります。

主に女性が取得されて活躍されているイメージが強い資格ですが、彼女たちに相談すると1段階上の提案がもらえるような気がしますよね。

さらに言いますと、実際のところは使える資格かどうか気になりませんか?

今回はそんな疑問を解説していきます。

こんな方におススメの記事です!

アナタがインテリアについて考えていることが出来るのか出来ないのか?もっといいモノがあるのではないのか?そんな時に思い浮かぶのが『インテリアコーディネーター』とか『インテリアプランナー』だったりします。この方たちから貰えるアドバイスやそもそも使える資格なのかを含めて解説していきます!

どちらかといいますと『インテリアコーディネーター』の方が有名でしょうか。

SNSなどでリフォームの情報収集をされる方も増えています。ステキな投稿がたくさんありますので参考になります。

ただ部分的なオシャレはともかく全体のバランスを考えることは素人では難しいものです。

そんな時はプロの意見も聞いてみたくなるのはアナタだけではありません。

1.インテリアコーディネーターとインテリアプランナーの違い

似たような資格ですが、管轄している機関が違いますし資格の方向性も若干違います。

有名な資格なのであなたは『国家資格』だと思われるかもしれませんが『民間資格』になります。

インテリアコーディネーターとは?

公益財団法人インテリア産業協会が認定する民間資格になります。部屋の内装、カーテンや照明器具、家具などを選びスタイリングするのが業務になります。既存のインテリア商品で室内空間を演出しコーディネートします。主に住宅がメインではありますが飲食店や美容室、ホテルなどを手掛けることもあります。

こちらが公益財団法人インテリア産業協会のリンクです。

公益社団法人インテリア産業協会
インテリア産業協会はインテリア関連資格(インテリアコーディネーター等)の付与と インテリア啓発普及活動でインテリアの発展に貢献します

インテリアプランナーとは?

財団法人建築技術教育普及センターが認定する民間資格です。デザイン事務所や建築設計事務所、インテリア施工会社などで経験を積みます。インテリアも身近になり建築業界でもインテリアプランニングの重要性が上がりました。建築設計の初期段階からインテリアプランナーが参加してプロジェクトを進める需要が高まっています。

こちらが財団法人建築技術教育普及センターのリンクになります。

インテリアプランナー:建築技術教育普及センター

どちらの資格も民間資格で受験資格はありません。

インテリアプランナーの方が打ち合わせ当初から参加しているような書き方をしましたが実際はそんなこともなく、個人宅リフォームでは、案件によってインテリアコーディネーターの方も打ち合わせ当初から参加するケースも多いです。

私の会社では両資格を分けて考えてはいないです。

そもそも使える資格なのか?

両資格とも持っているだけで『食べていける資格』ではありません!どの資格でもそうですがやはり経験がないとダメですね。ただ、業務に携わるなかで自身のスキルアップのために取得されるのであればおススメです!資格があると発言に『拍がつく』ことも十分に考えられますし自身の提案の幅が広がるのは間違いないことです!

『色の三原色』とか『光の三原色』などを抑えつつコーディネートしてきます。

2.有資格者とて万能ではない?

なにかテーマがあって、それに沿って提案するなら別ですが、彼らからオリジナルの提案をもらえることは個人宅リフォームでは『ほぼあり得ません』

基本は『あなたがどうしたいのか?』がベースになります。その思いに寄り添う形でアドバイスをするのが個人宅リフォームでの彼らの仕事になります。

よく、プロが入ると次から次にアイディアをもらえると勘違いされている方がいらっしゃいますがそれは違います。

また、どの資格でもそうですが資格を持っているだけの『ペーパードライバー』は役に立たないことが多いでしょう。

商用空間の仕事に携わってきた方が個人宅が得意かというと微妙ですし、その逆もしかりです。

別にインテリア関係の資格がなくても提案は可能です。

無資格でも経験豊富で最新情報をキチンと入手されているような方はステキな提案をしてくれます。

3.インテリアコーディネーター・インテリアプランナーの仕事とは?

この方たちの仕事は『仕様決め時のアドバイスをする』のがメイン業務になります。

『仕様決め』とは、実際に使う商材を決めたり、色・形などを決めたりする仕事です。

あなたのリフォームを担当する営業マンは建築の全般知識を持っている方です。建築知識を持つだけでなく、工事金額総額のバランスをとることも営業マンの仕事です。要は計画全体に配慮できなければダメだということです。

リフォーム計画がうまくいくかは『営業担当者』の責任が大きいのは間違いありません。

『営業担当者』はメインで『インテリアコーディネーター』『インテリアプランナー』補助的な立ち位置とも言えます。

ただ、場合によってはインテリア・内装に『もう少しこだわりたい』『普通と違った雰囲気にしたい』など個別要望が多いケースもあります。

そんな時は『インテリアコーディネーター』とか『インテリアプランナー』のようなインテリアについて知識豊富なスタッフがいると専門的なエビデンスを伴ったアドバイスをもらえることもあります。彼らの助けがあれば、あなたのリフォーム計画はグレードが上がることもあると言えます。

個別要望が強いということは、計画の方向性もはっきりしているということです。そんなときは彼らは仕事がしやすくなります。

センスあふれた施主もいらっしゃいますが、素人ですからトータルバランスを考慮できないのが普通です。

全体像からのアドバイスをもらえると、完成イメージとの食い違いも少なくなり完成までの安心感が増すと思います。

注意点!

注意点があります。この方たちは『金額提示』が苦手な場合があります。材料価格だけでなく施工費用、絡みの工事範囲などは工事全体が見渡せないと金額提示ができないからです。

アドバイス通りに材料を採用していけばインテリア性は上がりますが、気を付けないと金額も大きくアップする場合があります。金額を含めたトータルの話は『営業担当者』からになるのが普通です。『営業担当者』ともよく話をして予想外のコストアップにならないように注意が必要です。

4.契約調印前によく確認を

良さそうな業者が見つかったら、アドバイスをもらえるのか契約調印前に確認してみることをおススメします。

『インテリアコーディネーターとかインテリアプランナーのアドバイスをいただくことはできますか?』

こんな聞き方でOKです。

もしも業者決定に迷われていたとすれば、業者選定の要因になるかもしれません。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

彼らの業務面でのポイントはこのようになります。

『インテリアコーディネーター』『インテリアプランナー』の業務ポイントは?
  • 個人宅リフォームでは内装、インテリア関係等の仕様決めがメイン
  • 実務面では両資格に明確な区別はない
  • 工事全体を見渡している場合は少なく金額面の話は苦手な場合がある

書きましたように、専門性を持ってアドバイスしてくれますから、こだわりを実現したいときには是非とも参加してもらうといいと思います。

ただ『営業担当者』の良しあしが計画成否のカギを握っていますので覚えておいてください。

まずは、信頼できるリフォーム会社の担当者と出会うことが大切です。

最近はネットで業者を探される方が多くなっています。

どこでもいいかというとそうではありません。ポイントは2点です。

  • 一度に複数の問い合わせができること
  • 登録業者数がそろっていること

私が良さそうに思うポータルサイトをご紹介します。

ひとつは『タウンライフリフォーム』になります。こちらは良くできたポータルサイトです。

リフォームポータルサイトの『タウンライフリフォーム』なら複数業者に一括見積依頼ができます。

『利用満足度』『使いやすさ』『サイト利用者安心度』の3部門で1位を獲得しているポータルサイトです。提携先は500社あるそうですからあなたにピッタリな業者が必ず見つかります。

もうひとつは『ハピすむ』です。『ハピすむ』の提携先は約1000社にもなります。

問い合わせをすると事務局からヒアリング電話があり、そのあとに3社のリフォーム会社を紹介してくれます。

この『3社』というのが絶妙でして、たくさんありすぎるとどこの会社の担当者が何を言っていたのか分からなくなります。3社ですと『あなたが迷子になってしまう』ことを避けられます。

あなた自身が会社を選ぶのもいいかもしれませんが、専門スタッフが仲介してくれることでご希望内容が得意な会社を紹介してくれます。運営会社が上場企業というのも安心できます。

あなたが信頼できる業者と営業マンと出会い、希望のリフォーム工事が実現することを願っております。

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