いい相槌(あいづち)をうてば会話は続きます。相手のトークを
うまく引き出して聞き上手になりましょう!
相槌を使って相手の笑顔が増える!
これは理想の関係性構築への第一歩です。
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1. 興味のない会話って意外と多い
冷静に考えると、誰と会話していても自分にとって興味がある会話って意外と少ないもんです。
しかし、『お互い様』とはよく言ったもので、自分の気持ちだけを押し付けても歩み寄りは見られません。
私達は、無意識に『相槌』を使って会話を成立させているんです。
自分主体の会話だけでなく、相手の話をきくことも多いはずです。
自身の気分が良くないときに、ご機嫌の方から自慢話されても正直困りますが、そんな時を無難に乗り切っていかないと相手との関係性が保てません。
それは、夫婦間とか家族間でも同じだと思うんです。
2. 相槌(あいづち)には基本がある
相槌にも法則があります。
以前、『さしすせその会話』の記事を掲載しましたが、実は『さしすせその会話』だけではないんです。
ご紹介するのは『はひふへほ』の会話になります。これも相槌の基本ルールになります。
- 『は』 「はぁ~!」(感心)
- 『ひ』 「ひゃ~!」(驚く)
- 『ふ』 「ふーん…」(深くうなずく)
- 『へ』 「へぇ~!」(感心)
- 『ほ』 「ほぉ~!」(納得)
例えに書きましたカッコ書きの「はぁ~!」「ひゃ~!」「ふーん…」「へぇ~!」「ほぉ~!」なんて言い方は必ずしも日常会話で使わないかもしれません。
ただ、この『はひふへほ』に共通しているのは相手の気持ちに寄り添うことになり、相手の次の会話を促す効果があるというところです。
相手も気分よく次の言葉をつないでいきやすくなりますから、どんどんと次の話題に広がっていきます。
3. TVを見ていると有名MCは非常に上手
バラエティー番組などのメインMCは非常に取り回しが上手ですよね。
別にMCである彼らの話だけでなく、うまいこと話題を振りまいて会話を引き出しています。
相槌をいれてどんどん会話を広げていっていますよね。
『はぁ~』『ひゃぁ~』『ふぇー』『ほぉ~』『へぇ~』
よく聞いてみてください。こんな相槌だらけですよ。
会話を盛り上げるには、あれが理想なんだと思います。
4. 家族との会話でも同じことが使えます
家族との会話では、子供達と夫婦間との会話では若干違ってくることも理解しないといけないと思います。
- 聞いて欲しいだけなのか
- 何か意見を求めているのか
- 何かを決めて欲しいのか
これを見誤るとおかしな方向になりますから注意が必要です。
4-1 子供との会話の場合
子供達との会話では、『ただ聞いて欲しいだけ』のパターンは少ない印象があります。
どちらかというと『意見を求める』とか『決めて欲しい』のケースが多いと思います。
話を途中で遮らず、粘りずよく最後まで話を聞くことが大事になります。
彼らにも立場や想いがあります。
よほどのことがない限り
- 否定すること
- 決めつけること
このようなことは避けた方が無難です。
なぜなら、彼らが考えた時間などの労力も否定することになるからです。経験不足の年代の彼らは繊細です。自分でどうすれば良いかわからないことだらけが当たり前です。
結論を出さずに方向性だけを示したり、自分自身の失敗談を話すことで彼らが救われることもあります。
4-2 夫婦との会話の場合
夫婦の間では『ただ聞いて欲しいだけ』のパターンの割合が増えます。
『ただ聞いてほしいだけ』の時は、自分の意見を言ったり、話の結論を言ったりしてはダメです。
なぜなら、妻は『話の結論』とか『話の方向性』を決めている場合がほとんどだからです。
我が家の夫婦喧嘩の原因の結構な割合が、『ただ聞いて欲しいだけ』の時に私の判断ミスで『自分の意見』を言ってしまったときになります。
あなたもご存じだとは思いますが、夫婦喧嘩をしてもいいことはあまりありません。
妻が笑顔でいないと家族の笑顔も少なくなります。
これは紛れもない真実だと思います。
5. まとめ
いかがだったでしょうか。
『はひふへほ』の相槌が上手くできなかったとしても、意識するだけでかなり違うと思います。
なぜなら、『相手の話を聞く』意識を持つだけで気の持ちようが違うからです。
私は、『聞くこと』意識することで自分を俯瞰してみることができるようになりました。
もちろん、時と場合で使い分けるようにはしてます。
ただ、誰でも立場や考えがあります。
それを尊重していくようにならないと関係性は深くならないと思います。
強く自己主張をしても自身の心が強いのか、立ち位置を確保している方もいらっしゃるかと思いますがそんな方々ばかりではないのではないかと感じています。
『相手の立場に立って考える』
これは、家族であっても夫婦間であっても必要な姿勢です。
みんな笑顔でいる時間が多いのが理想的です。
それを実現するための相槌学とでもいいますか。
あなたも意識してみてください。
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